名古屋2−2清水

「見ていて面白い試合」というのは、見ている人それぞれの好みがあって、例えばボカスカ点が入る試合であったり、終盤まで0−0で行く試合だったり、ある一人のスタープレイヤーが見事な個人技を披露する試合だったり色々あると思うんです。
私個人の場合、どんな試合が「見ていて面白い試合」なのかというと、贔屓チームが前線からプレスを掛けて、相手のDFがボールの出しどころがなくなって右往左往していたり、中盤からの素早いチェックで相手のパスミスを誘発するような試合。
こんな試合ならば、極端な話得点が入らなかったとしても「面白い試合だった」と満足できてしまう訳です。
試合も行けず、スカパーも無い私は今期初めてTVでフル観戦できた訳ですが(FC東京戦は後半だけ見れた)、少なくとも前半30分くらいまではさっき書いたような展開で、しかも得点も1点リードしている最高の展開。非常に気持ちよく観戦できた。
ただ、見ていて明らかに「飛ばしすぎ」であり、どこまでこのペースが持つのかと思っていたら案の定前半も35分過ぎたら足が止まり気味。
後はこのペースを90分行える体力をつけるのは難しいだろうから、相手にプレッシャーをかけるところと抜くところの使い分けができるようになればなと思う訳です。
あと、今期の浮沈は新外人3人の出来いかんだと当初から思っていたので、「ゴイアスの至宝」がその片鱗を見せつつある今、残り2人が調子を上げてくる事を切に願うというのが昨日の試合の感想でした。
アラウージョなんてねぇ、FC東京戦見てる限りじゃ「コイツ、パス出したら罰ゲームとか言われてんじゃねーか」と思うぐらいの有様にくらべりゃ上出来でしょう。