昨日のワタシ

そろそろHDD付のDVDレコーダーでも欲しいなと思い、寺町の電気街へ。そしたらそこのテレビで何故かSBS杯の丁度PK戦中継やってた。BSデジタルかな?他のテレビでやってるオリンピックや甲子園決勝に目もくれず高校生のPK戦に熱中するやつら(笑)。


その後、新京極歩いてたらすごい人だかり。何かと思えば24時間TVのチャリティ中継だった。24時間テレビって昔はタマネギ頭のユニセフ大使なんかがアフリカあたりの貧しい国のレポートなんかしてた気がするけど最近はそういうの無いのかね。見てないから知らないが。昔は「愛は地球を救う」なんて言ってたけど、今年なんかザッピングしてるとハンデ持ってる人が何かに挑戦して感動を誘う企画ばっかりのような気がする。
どうもね、「さあ、感動する話ですよ!」「さあ泣きなさいよ!」と事前に言われてる気がするんでそういうのキライ。だから映画や本でもそういうのは一切見ない。今ならセカチューとかさ。大体何かに挑戦した本人から親(親族?)にあてた手紙の朗読なんて、当事者以外が聞いてどうすんの。そんなもん電波に流したら結局泣かすだけって意図ミエミエに俺は思えるし。
そうじゃなくて、たとえば俺がこないだ読んだある本なんかは、そんな感動するつもりで買ったんじゃないのに、ラストにちょっといい話があってふいに涙腺がゆるんだ。まったく無防備だったんでちょっと自分にうろたえたが(笑)。メディアを通じて泣くのならそういった形で泣きたいなと思うヒネクレ者のワタシです。だからチャリティーに協力もしてません。あくまで個人的な意見として。


思いがけず長々と書いたが、とにかく、出てる本人はどういう心境出ておられるのか知らないが、どうも身障者が募金のダシに使われてる印象がしてならんのだわ。