ウイスタの芝生についての一考察

なんでもユニバーで暫く試合を開催して、芝生の養生をさせていたにも関わらず芝生が酷い事になっており、チーム関係者がおかんむりのご様子の神戸ウイングスタジアム。少しでも園芸をかじった事ある人間の私的な感想ですが、こればっかりはスタジアム自体の構造的欠陥ではないかと思うのです。

初夏〜秋のウイスタに行った人なら分かると思いますが、あそこって風通しが悪すぎて、ピッチ上（スタンド含め）は完全に蒸し風呂状態なんですよ。植物の育つ要件って、水・光・温度・肥料なんかの他に、風通しっていうのも結構重要です。海外ならまだしも、高温多湿の日本で、ウイスタに限らずああいったサッカー専用でスタンドの傾斜があって密閉感のある（屋根があったらなおさら）スタジアムって、芝生の管理は相当難しいんじゃないでしょうかね。こればっかりはスタジアムの造園担当だけを責められないぞと。いっそ（ＪＦＡが許可するのなら）人工芝にしちゃった方がいいと思うのですがね。
ちなみに西京極の芝がひどいのは上記理由とは関係無いと思われますです。