私が湘南に行く理由

そんな訳で、こういう時しか書けないだろう長文を書いてみようと思う。
ただの気まぐれだし内容は無いので悪しからず(爆)。
このブログを毎度ご覧いただいている皆様はご存知の通り、私は試合遠征のついでに旅行をするのが好きで、ことこの数年は湘南方面にばっかり通っている。
列挙してみると

  • 初めて行ったのは2年前の夏
    夏のクセに寒くて、殆ど何も見ないままに帰った。
  • 一月後その時のリベンジとばかりに再び訪れ、江ノ島に初上陸。
    このへんからだんだんドツボにはまっていく(爆)。
  • 3度目は昨年のGW
    横国遠征の合間に日帰り強行軍。
  • 4度目はその夏
    初めて丸1日滞在。
  • 更に前年と同じく翌9月の連休に再訪。
    過去最高の好天も、デジカメのデータが全部トンで記録無し(涙)。
  • その11月、残留争いの真っ只中、柏へ行く前に数時間立ち寄り。
    これまたデータ飛び
  • 年が変わり今年元旦
    晦日発のながらに乗り、鎌倉で初詣をしてから国立へ。
  • 3月
    MLで横浜〜湘南半日滞在〜清水に引き返して15時開始試合への強行軍。
  • 最後はGW。試合翌日に1日滞在。

改めて見て、我ながら行きすぎだなぁ(汗)。
何故私がこんなにもこの土地に通うようになったのかを、思うままにつらつら書いてみようと思う。

そもそも、私は山が好きだった。初めて出た鉄道旅行で夜行電車から朝焼けの白馬連峰を眺めて感動して、それ以来信州方面に足しげく通った時期もある。
そんな私が湘南に惹かれるようになったのは、間違いなく喜多嶋隆という人の小説を読んでから。何気にブックオフの100円棚で手に取った文庫本が発端。
この人の小説の9割方は、湘南もしくはハワイを舞台にしている。湿っぽいお話が苦手な私はこの人の書くカラリとした物語に惹かれた。なんかもう、「泣く」とかは殆どなくて、少ししんみりする・・・みたいな。後に重いモノを引きずらない、気軽に読める小説達。
そこで描かれるこの地方は、以前私が持っていた丘サーファー的なチャラいイメージとは違い、そこに生きる人が自然と対峙して真っ当に生きている土地。そういう感じだった。
そんな事で、この土地に興味を惹かれた私。そういえばサザンオールスターズは無意識に昔から聴いていたけど、歌詞にこのへんの土地がよく現れる事にも改めて気づいた。
そういう舞台を旅してみたいなと思っていた頃、丁度雑誌のPOPEYEが「晴れたら湘南」という特集を組み、それを偶然読んで訪問欲が一気に加熱。2年前の初訪問に繋がった。
そして1度訪れて以来、すっかりその魅力に惹かれてしまった私。
波音のリズムで時が流れ、江ノ電の線路には柵も無く、ユルい空気が流れる街。食べ物も美味い。雑貨店を覗くのも楽しい。気取らないetc。
多分沖縄あたりでも、今書いたのと同じような雰囲気は味わえるのだろうけど、沖縄よりも気軽に行けるし・・・。
行ったところでサーフィンをする訳でも何をするでもない。写真を撮りながらゆっくり歩いて、砂浜に座って海を眺める。そんな事なんで、海水浴シーズンは不可だな。なので、また秋ぐらいに行こうかなと思うのでした・・・。

参考図書(私がヤフオク他で買い集めた湘南関係の本の一部)

ライカに願いを
Sing―海がくれたバラード
湘南スタイルエリアガイド鎌倉逗子葉山
湘南鎌倉Walker―一年中使える!湘南・鎌倉のすべてがこの一冊に!
湘南スタイル〈magazine〉 (Vol.22)
paperback〈Summer2001 Vol.2〉特集 湘南に戯れる