王国列伝を見て思う

(人事往来はわざわざウチで書く事でもないので例年のように基本的に割愛で)
遅れていたエスパルスニュースが先日届きまして、王国列伝に99年のチャンピオンシップの事が書かれていました。
今でもあの時の事は、まだ忘れられません。第1戦第2戦のトータル同点で延長になり、ファビーニョがVゴール。
その瞬間、日本平は優勝したかのような大騒ぎでした。
あの時、王国列伝に書いてあった真田さんの心境と同じような気持ちを私も抱いていたのをハッキリと覚えています。
「まだ終わってないじゃん」
まだこの後にPKがあるのです。
そしてご存知の通り、PKによって年間王者の称号は、お隣にかっさらわれてしまいました。
あれから十年近くが経ち、あの場にいなかったサポーターも今のゴール裏には多いのでしょうね。
選手と同じく、我々サポーターも「経験」が薄れてくる事があるのだなあと、あの記事を読んでてフト思いました。
私みたいな、「あの場にいた人間」が今のゴール裏に伝えられる事もあるのかもしれない。
とりあえず言えるのは、試合終了の笛が鳴るまで、シーズン最終戦の笛が鳴るまで何がおきるか分からないんだから、気を抜かず、また絶対に諦めることなくサポートしていきたい。
各所で有望外国籍選手の獲得によって吹き荒れる楽観論、希望論を見るにつけ妙に胸につっかえたモヤモヤというか違和感を感じながら、この文章を書いてみました。
(毎度のごとくまとまりの無い文章で申し訳ない)