一杯百円の幸せ

paharajha2008-01-18

話は前後しますが、14日の祝日、「水曜どうでしょう」ファンの友人達と香川県へ日帰りドライブしてきました。
自身3度目のうどん屋めぐりです。
●池上製麺
http://www.sanuki-ikegami.co.jp/(公式)
まずはこの度最大の目的地、池上さん。
テレビでも取り上げられすっかり有名人の「るみばあちゃん」のお店。
以前は分かりにくい住宅地の中にあり、駐車場も無い為近隣の違法駐車が耐えませんでした。
その為に昨年、暫くの休業期間を経て現在の場所に移転オープン。
2車線の道沿いに、大きい駐車場を併設した立派なお店になっていました。
このお店、「どうでしょう本2号 もっと四国」でも藤村Dが同じように書いていましたが、私も数年前に初めてうかがった時は、そんなに期待していなかったのです。
車を停めるところもなかなか見つからなかったのと、それまでに何杯もうどんを食べてお腹が結構ふくれていたので、同行者に食べに行かせて私は車で留守番してようかと思ったぐらい。
結局車を停める事ができて、食べる事ができたのですが、そのうどんの美味しかった事!
あまつさえ、あんなにお腹一杯だったのにおかわりをしたくなった程(さすがに行列に並び直す時間も無いので断念しましたが)。
この瞬間、私の中で池上は山越も彦江も越えたのです。
http://www.geocities.jp/paharajha/2006/1103udom/004.htm(当時の記録)
そのうどんに再訪。
朝10時過ぎの為、思ったほどの行列でもなく、程なく入店。
中に入るとおばあちゃんがちょこんとマスコットのように座っている(笑)。
この先の行程で、今日はうどん屋合計3軒しか行けない予定なので、躊躇無く釜あげ2玉(以前より値上がりして1玉100円)、玉子(50円。これは必須)、ちくわ天(100円)を注文。
うどんを受け取り、外でいただく。
果たして、期待通りの味でした。
讃岐うどんというと、しっかりしたコシの強い麺をイメージしがちですが、それはあくまで冷水で締めた場合。
釜揚げの場合はもっちりとした弾力が心地よく歯を押し返してくる。そして玉子と醤油のハーモニーが絶妙。
一気に食べ切り満足。これで350円。安すぎておばあちゃんに申し訳ない。
●山越
お次はいわゆる『キング・オブ・さぬきうどん』こと山越さん。
前回来た時よりはマシではあるが、やはり30分以上並ぶ。
前回は釜玉に山かけをプラスしたものを食べたが、今回は素直に名物の釜玉・・・にプラスして、月見山かけ(冷)を1玉ずつ。
山越の釜玉、有名だけあってやはり美味い。しかし、山かけもなかなかのものでした。
冷やして締まった麺は、アゴが疲れる程の強靭なコシ。
ちょっとしたドライブインのような風情の店内もまたよし。
●(有)丸尾本店
どうでしょう本2号 もっと四国」にて紹介されていた日本酒、その名もヨロコビガイジン。漢字で書くと悦凱陣。
丁度通り道なので、寄ってみたのですが、小さな蔵元の少量生産らしく、全て売り切れておりました。調べてみると、なかなか希少価値のあるお酒のようですね。うーん、飲んでみたかった。
●鳥坂まんじゅう
どうでしょうファンにはお馴染みのまんじゅう屋。
今回車一台につき35個入りと10個入りを各1ケづつ購入。35個はふかしたてのアツアツを、10個はのちほど冷ましてから、共に美味しく賞味。
塩気の効いた酒まんじゅうは、アッサリしていて美味。なんせ甘味嫌いの某嬢をもってして率先して食べたがる程だから。
それにしてもこの店は、小さいお店で丁寧な仕事なので、購入するのに時間がかかる。今回も30分以上並びました。
●うどん本陣山田家さん
毎度お馴染み、シメはここ。
一杯百円の安いうどんを食べ歩いた後に、こちらのお座敷で日本庭園を眺めながら最後のうどんを頂くのがなんとも落ち着きます。
今回もいつものようにざるぶっかけに卵黄をプラス。今回初めて気がついたんですけれど、ここはダシなのか天かすなのかがかなり美味い。
うどん本体よりもそっちの方が美味いかも。
いつものようにズルズルっといただく。「大盛りにしとけば良かった」と思いました。