京都に黒猫堂という本屋さんがありました

寺町御池を下がったビルの、小さな入り口から細い階段を上った3階の、小さな小さな本屋さん。
http://www011.upp.so-net.ne.jp/kuronekodo/
今は無き祇園書房におられた女性店主が一人で切り盛りされ、趣味のいい古書と京都関係の新刊書、それに、カウンターで店主が入れるコーヒーやエビスビールがいただけるお店でした。
昨年オープンして、3度程うかがったでしょうか。
それはとても居心地のいいお店で、長く通えるいいお店を見つけたと喜んでいました。
丁度1週間前の水曜、その女性店主のブログで風邪を引いたとのエントリーがあり、その後更新が途絶えていました。
そして今朝、そのエントリーのコメント欄に、店主が亡くなられたという事が書かれていました。
http://bookshopkuronekodo.blog107.fc2.com/blog-entry-69.html#comment-top
まさに今日、家族葬だったそうです。
1週間前まで何事も無くブログを書いていた方が、そんなあっという間に天国へ召されるのでしょうか?
お会いしたのは3度だけですが、とても気に入っていたお店なので、店主とお店、両方失った喪失感で一杯で、今朝からずっと心の動揺が収まらない感じです。
お取引のあった書店様に遺影を置いて焼香ができるようですが、休日に開いているかは分からないし、今度お店の前まで行って手を合わせてこようかなと思っています。
まだ気持ちの整理がつきませんが、心よりご冥福をお祈りいたします。